第6番 安楽寺



2008年5月31日更新

第6番 安楽寺 (あんらくじ)
2008年4月12日巡礼
地蔵寺の次は安楽寺です。
ここは開けた県道沿いにあるお寺です。
あいにく竜宮城の様な豪華な山門も、本堂も工事中で足場と防護シートで良く見えませんでした。
寺務所は茅葺き屋根で四国のお寺には珍しい建物だと思いました。
中庭には美しい極彩色の多宝塔があります。その前の池には大きな鯉が泳いでいます。
池の中には直径10cm位もある大きな赤い花がいくつも浮いています。
花が形を保ったまま浮いているのです。
薔薇の様に花弁が華麗で豪華な花です。

「椿かなあ?」
「でもこんなに豪華なの見た事無いし。」

お参りはあいにく団体のお遍路さん達が集団で大騒ぎしています。
今日は天気も良いのでお遍路日和りなのでしょう。
しばらく本堂内の納経所で待ってみたのですがなかなか終りそうにないので一旦外に出てみました。
すると本堂裏に椿らしい樹が植えてあり、そこにあの美しい花が満開に咲いていました。
ようやく団体も途切れかけた様だったので改めて納経所に向かいました。
そこで係りのお坊さんにお尋ねすると、
「ああ、椿ですな。」
とぶっきらぼうな返事が返ってきました。
今少し詳しい話を聞きたかったのですが、今日は残念ながら無理な様でした。

      

    

左より 山門  多宝塔  椿の樹

  

左より お寺には珍しい茅葺きの建物、椿の花


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